FC2ブログ

充ちる。

sinさまが静かにベッドを整えられ、へろへろでトロトロでどろどろになって突っ伏す牝を、その腕のなかに誘われる。

わたしは温かな気持ちで、sinさまの腕のなかに自分の巣をつくって眠りについたのだった。

この時間が嬉しいと思うと同時に、眠りによって記憶のないsinさまとの時間をもったいない。って想いが入り混じる。
それでも、sinさまの寝息を聞きながらわたしもすやすやと眠ってしまうのだ。

手首に重さを感じて目を覚ました。
sinさまの胸のうえのわたしの手に、sinさまの手が重なり置かれている。
わたしの胸はきゅんと鳴った。

ただでさえ、腕枕を崩さずお眠りになるsinさま。
胸のうえに置かれた手に息苦しさを感じていただきたくない。と、そっとわたしの手をsinさまから引こうとした。

嗚呼…刹那 夢のようなことが起こった。

sinさまがぎゅっとわたしの手を握られたのだ。
そして、またご自分の胸でその手を静かに重ねられた。

わたしはそっとsinさまのお顔を見あげる。長い睫毛が目を閉じているのを知らせる。寝息が聞こえた。
眠っていらっしゃるのだ。

sinさまの体温がわたしの手の甲からつたわってくる。
この歓びに耐えられない…。


FC2 Blog Ranking d(^w^)clickシテネ♪
関連記事

Comment

No title

こっ
この時に感じる気持ちを正確に表せる言葉って
きっと無いですよね…
大切な記憶、深い、深い、ヨロコビ。
寝息が余計に…。
(*´꒳`*)

  • 2017/02/27 (Mon) 07:58
  • AGI #mQop/nM.
  • URL
  • 編集
AGIさん

*^^*
そうなんですよね^^
言葉ではなく、ただ…胸のなかで温められる歓び。

あの感覚を知っている人にだけ伝わる幸福感。

男の無意識の意思表示…。
ふふ*^^*
ありがとうございます。

  • 2017/02/28 (Tue) 05:31
  • mine #-
  • URL
  • 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

このページのトップへ